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2009年2月 4日 (水)

白夜


東京を救ってくれた、
かえるくんのために読みました。

白夜 (角川文庫クラシックス)Book白夜 (角川文庫クラシックス)

著者:ドストエフスキー,小沼 文彦
販売元:角川書店
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まず、かえるくんの言葉から引用しましょう。

そこでかえるくんは黙り込んだ。それから力を振り絞るようにして再び口を開いた。
「フョードル・ドストエフスキーは神に見捨てられた人々をこの上なく優しく描き出しました。神を作り出した人間が、その神に見捨てられるという凄絶なパラドックスの中に、彼は人間存在の尊さを見いだしたのです。僕は闇の中でみみずくんと闘いながら、ドストエフスキーの『白夜』のことをふと思いだしました。僕は……」とかえるくんは言いよどんだ。「片桐さん、少し眠っていいですか。ぼくは疲れました」
「ぐっすり眠ればいい」

(村上春樹 「かえるくん、東京を救う」より)

 
 
 
さて、「白夜」。

ドストエフスキーらしからぬ
ドストエフスキー作品。
ドストエフスキーってこんな小説も書くんですね。
 
 

読んでいて、
「若きウェルテルの悩み」を思い出した。
まるで自分のことのように読める作品というのは、
これ以来です。
 
 

たった一瞬で、
(文庫ではたった1ページで)
すべてが崩れ去るところが
あまりにも悲しいですね。
 
 
 
 
 

次は「悪霊」に挑戦です。

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